これから出産を迎える皆さん

立ち会い出産は考えていますか?
現在、コロナ禍での出産では、立ち会いが禁止されていたり制限が設けられている病院も多いでしょう。(2020年8月)
そんな中でも立ち会い出産が出来るとしたら、どうしたいですか?
我が家は2人とも立ち会ってくれました。

本当に心強かったし、どうサポートするべきかを分かっていてくれたことが本当に助かったなぁ。
何につけても立ち会い出産で大切なのは、妻・夫が「お互いの気持ちの理解をしているか」です。
では具体的にはどんなことが大切なのでしょう?
今回は私たち夫婦が話し合った事を交えながら、男女両方から見た良い面・気になる面、知っておいて欲しいことをお話ししていきます。
Contents
立ち会い出産の前に話し合っておくべきコト
まず一番にお互いがどうしたいかをしっかりと話し合ってください。
どうしてそう思うのか、自分の気持ちを押し付けるだけでなく相手の気持ちにもしっかり耳を傾けましょう。
出産に夫は立ち会いたいか、妻は立ち会って欲しいか
どちらか一方の気持ちだけではなかなかうまくいきません。
私も経験するまでは、みんな「立ち会いたい!」「立ち会って欲しい!」と思っているものだと思っていました。
しかし中には立ち会い出産はしたくないという人もいます。
立ち会いするのが良い悪いではなく、お互いに出産をどう迎えるかの気持ちの擦り合わせをすることは、本当に大切な事です。
どうするかを当事者である夫婦でしっかり話し合い、同じベクトルを持つ事は今後の子育てにも影響してくると思います。
しかしこれだけは言えるのは、「嫌がる意見を説き伏せて押し通すことはやめたほうがいい」ということです。
女性側が嫌なのに無理に立ち会おうとすると、いざ分娩となった時に呼吸やいきみのタイミングに集中できなくなることがあります。
男性側が嫌な気持ちでいると、前向きでないため陣痛室でのサポートが上手く得られなかったり、夫に腹が立つなんてことにもなってしまいます。
どちらにせよ、苦労することが目に見えているので、しっかり話し合い立ち会うと決めたら準備もしっかりしましょう。
どんなサポートを妻はして欲しいか、夫はできるか
立ち会い出産と言っても、主にサポートが必要なのは分娩前の陣痛に耐えている時間です。
初産婦であれば10~12時間、経産婦で4~6時間が平均と言われています。
時間が経過するとだんだん陣痛の間隔も縮まり、サポートの内容も変わってくるんです。
初めの頃は
- うちわであおぐ
- 飲み物を飲ませる
- 汗を拭く
- 手を握る
など、比較的簡単なサポートですが、
陣痛が強くなってくると
- 腰をさする・マッサージする
- いきみ逃がしを手伝う
など、力やポイントを押さえる事が重要なサポートだったり
長時間の陣痛になると、サポートする方にも疲れが出てきて「疲れたなー」「眠いなー」なんてことにもなります。
しかし奥さんには(陣痛の合間はあれど)休憩は無く、ずっと痛みと向き合わなければいけません。
ですので、長期戦になってもしっかりサポートする気力と体力が夫側にも必要になります。
そういった事も話し合っておくといいでしょう。
妻・夫の立ち会い出産、それぞれの気持ち
私が聞いたり、ネットで見た立ち会い出産の良かった所、気になる所をご紹介します。
妻側の意見、夫側の意見、両方を知って欲しいと思います。
立ち会ってもらった妻の気持ち
良かった所
- 何と言っても心強い!
- 助産師さんに言いづらい力加減など言いやすかった
- 泣き言を言えた
- 自分と赤ちゃんを愛してくれているのが伝わった
気になったところ
- 頑張ってる姿を見られたくない!(だから立ち会いしなかった)
- 分娩室には来なくていい(気が散る)
- 陣痛が辛すぎて、余裕かましてる夫に腹が立って仕方なかった
- テンパって的外れな事ばかりの夫に呆れた
- 「まだ生まれないの?」と言われ、こっちが聞きたい!!と怒ってしまった。
良かった所は言わずもがなですが、気になった所ではやはり夫、のテンパり具合や的外れ官、頼りなさにイライラしたという事。
妻側も初めての出産ならば、陣痛がどんな痛みが分からず不安、そして経験したことのない痛みに耐えているのだから、痛みは分からずとも気持ちに寄り添って欲しいと思うのは当然の気持ちでしょう。
夫の子を産むのですから!!
また、頑張ってる姿を見られたくないという意見も一定数あるのには驚きました。
自分(妻)はどうなのか、奥さんはどう思っているのかしっかり聞いておきたいですね。
立ち会った夫の気持ち
良かったところ
- 「俺の子!」を実感した
- 妻と赤ちゃんへの愛しさが止まらなかった
- 我が子の「最初のセレモニー=誕生」は特別だった
気になったところ
- 痛がってる時や分娩が怖かったから2人目はしたくない
- 出血を見て倒れそうになった
- 暴言吐かれたからもうヤダ・・・。
- せっかくマッサージしたのに怒られた
- もう女性として見れなくなった
「こんなはずじゃなかった」そんな声が聞こえてくるようですね。笑
特にいつもと違い過ぎる奥さんの姿にビックリしてしまい、引いてしまったという人がいました。
正直「こんなはずじゃ・・・」と言われても、こちらとしても初めてなので申し訳ないけど知ったこっちゃないです。私も言いたい!笑
ただ、出血はするし、奥さんも痛くて大声出すこともあります。マッサージのツボがずれてたら怒られることもあるでしょう。
この予備知識があるのとないのでは、その後の対応の仕方も変わってくるのかなと思いました。
まとめ:立ち会い出産は事前準備と、分娩時より陣痛時の方がサポートが大切と心得よ!

我が家は娘2人とも立ち会い出産で、結果、してもらってよかったなと思っています。
ただ、私も夫も安易に「立ち会い出産すべき!」とは言いません。
人に見られながら何かをするのが苦手な人もいるだろうし、自分の好きな人が痛がってるのは見たくない人もいるでしょう。
でも立ち会いしなかった、させなかったからと言って、薄情なわけでもないがしろにしているわけでもありません。
そこはお互いにきちんと理解しましょう。どちらかが少しでも嫌だなという気持ちで向かえば、きっとずれが生じてしまいます。
そして立ち会うと決めたら、「こんなはずじゃ・・・」がないように、出産とは!?をしっかり2人で勉強しておきましょう。
病院の両親学級に出たら、形だけでなくしっかり勉強してください。
そしてその日が来たら、二人とも決して慌てず冷静に、旦那さんは助産師さん看護師さんの指示をよく聞いて動きましょう。
夫婦にとって、赤ちゃんの誕生が素晴らしい記憶になりますように。
それではまた☆
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奥さんが妊娠して、喜びと同時に戸惑いや不安がある旦那さんは多いと思います。 女性も同じく不安と期待と喜び、戸惑いが入り混じった気持ちです。