
毎日の育児の中でも、割とハードルが高いと感じていたことの一つに歯磨きがありました。特にイヤイヤ期と言われる、1歳半頃からです。
嫌がっているからと言ってやらないわけにはいかないのが歯磨きですよね。
そこで今回は、そんなイヤイヤ期に我が家で行った歯磨きが楽しくなる工夫、しやすくなった方法をご紹介します☆
我が家の年齢別歯磨きの工夫はこれ☆
歯磨き自体を始めたのは、離乳食を始めた頃。
まずはいきなり歯ブラシは使わず、指に巻きつけたガーゼで歯茎を拭うようにして「ご飯の後は口の中を綺麗にする」ことに慣れてもらうことから始めていきました。
その甲斐あって、歯ブラシへの移行は思っていたよりもすんなりいきました。本人も歯ブラシに興味を持って、声がけしながら近づければ自分から口を開けてくれていたので
「歯磨き楽勝じゃん!」と思ったのを覚えています。
一番歯磨きを嫌がったのは1歳半頃で、自分でやるのはいいけど、私や夫がやろうとすると、どうやっても口を開けませんでした。
正直泣いてくれたら口が開くんで歯は磨けるんですが(泣)、「んー!!」と口を一文字に結んで決して開けてくれない・・・。困っていました。
その時は自分ではやっていたので、歯磨き自体が嫌なわけではないようでした。
1)歯ブラシをお気に入りにする
1歳半。
まず始めにしたのは、自分で歯ブラシを選んでもらうことでした。
お気に入りのキャラクターのもので喜んで(当時はワンワン)、自分から「シュッシュ!!」と言って催促するくらい。
小手先のテクニックではあるものの、仕上げ磨きまでさせてくれる一定の効果はあったように思います。
2)歯磨きジェルを使う
お気に入りの歯ブラシで釣って楽しんでくれるようになったのも束の間、またグズるように。。。。
そこで次の手は歯磨きジェル!
「ぺっ!」ができるようになるまでは、飲み込んでも問題のないものを使っていました。発泡剤なども入っていないので、うがいができなくても問題ありませんでした。
子ども用なのでほんのり甘く、これにも喜んでくれました!
もう越えただろう!と思っていたのですが・・・。笑
3)手鏡を持たせる
2歳ごろになり、また歯磨きの時間になるとぐずぐずするように・・・。
今度は何だ?!と思い、よくよく話を聞いてみると
「虫歯菌が怖いから見たい」
子どもって面白いですね。怖いのに見たくてぐずっていました。笑
歯医者さんへは4ヶ月に一度定期検診にも行っていて、その時に「虫歯菌やっつけようね!」と言われ気になっていたようでした。
そこで置き型にもできる手鏡を用意し見ながらの歯磨きを始めました。すると今までより熱心に歯磨きに取り組むようになりました。
仕上げ磨きの時も持たせて行い「虫歯菌がおやつのクッキー食べてる!」とか「だんだん小さくなってきたよ、もう少しで倒せるね!」と声がけしながら楽しく行うことで、ぐずりはなくなりました!
4)カラーチェッカーで見やすく
4歳になる娘は歯磨きを嫌がってぐずることもなくなり、自分で磨くようになりました。
もちろん、仕上げ磨きは行っていますし、定期検診にも行って虫歯のチェックやフッ素塗布をしてもらっています。
でもいくら歯医者さんで診てもらっていても、普段の自宅でのケアがしっかりできてこそです。歯磨き自体も子どもに自分でできるようになってもらわないといけません。
そこで我が家では週に一度カラーチェッカーを使うようになりました!
使い方はとっても簡単☆
- 口に含んでクチュクチュする
- 磨き残しの汚れ(歯垢)が赤くなる
- 赤くなった汚れ(歯垢)を磨く
これだけです!!
これで汚れ(歯垢)をわかりやすく可視化することで次のような効能があります!
・子どもの磨き方の癖がわかる=虫歯になりやすい箇所の発見
・自分で磨く時の的にできる、仕上げ磨きでの磨き残しを無くせる
・正しい磨き方の習得につながる=虫歯リスクの軽減
これ、大人もやるとびっくりしますよ、磨けてなくて!苦笑
私自身もたまに行い、チェックしています。
【イヤイヤを乗り越えよう!】子どもが歯磨きを嫌がる理由って? | ニコにこ☆ブログ
赤ちゃんの歯って、生え始めた頃は本当に可愛いですよね。前歯が2本しかない顔でニコッとされると、つられてこちらもにっこり…♡ でも歯が生えてきたって事は、同時に虫歯リスクも始まったということ!
まとめ:ちょっとした工夫で歯磨きは楽しくなる!

子どもの歯の生え変わりは、位置によって時期が変わってきます。
幼稚園、保育園の年長さんあたりから乳歯が抜け始め『抜けて生える』が終わるのが11〜12歳、新たに第一大臼歯(6歳臼歯)、第二臼歯(12歳臼歯)が生えてきます。
新たに生えるのは奥歯なので、それまでより見えづらく磨き残しになりやすくなります。
だからこそ、親の仕上げ磨きは、小学校卒業くらいまで必要なんです!本当はね。。
でも「そんな時期までやるなんて面倒」と思う親と「仕上げ磨きなんて恥ずかしい!」と思う子どもの気持ちがありますよね。
そこで大切なのは
『正しい磨き方を習得し、それを続けること』!!
歯医者さんの定期検診などで、せっかく正しいブラッシングの仕方を教えてもらっても、それを続けられなければ意味がありません。
我が家では、定期検診で教わったブラッシングに加えて、ここまでにご紹介してきたことを総動員した歯磨き習慣を続け、毎日楽しく磨けています☆
正しい歯磨きで、子どもだけでなく、家族みんなのお口の健康を見直してみてはいかがですか♪?
それではまた☆
